恐ろしい。
2006年 06月 22日
父が酔いどれになって帰ってきた。
完全に酔いどれになった。
僕らの言葉が聞こえる一方、ぜんぜん頭に入れない。
寝ればいいのに、いくつの言葉を何度も何度も言ったり、あちこち歩いたり、ちゃんと寝ない。
母は冷蔵庫から水を取ってあげて、飲めって言っといた。
でも喉に通せなくて、すぐ茶碗に吐いた。
横になったものの、色んな声を上げて、やっと寝るまで時間をかかった。
そんな父の姿を見た時、深い恐怖しか感じられなかった。
悪い子供みたい、とも言えるだろうな。
何もできず、自ら平静になったまで待っていた。
父も母も老いている。
いつかそんなふうになるだろう。
そして僕も。
考えるだに恐ろしい。
恐ろしい。
完全に酔いどれになった。
僕らの言葉が聞こえる一方、ぜんぜん頭に入れない。
寝ればいいのに、いくつの言葉を何度も何度も言ったり、あちこち歩いたり、ちゃんと寝ない。
母は冷蔵庫から水を取ってあげて、飲めって言っといた。
でも喉に通せなくて、すぐ茶碗に吐いた。
横になったものの、色んな声を上げて、やっと寝るまで時間をかかった。
そんな父の姿を見た時、深い恐怖しか感じられなかった。
悪い子供みたい、とも言えるだろうな。
何もできず、自ら平静になったまで待っていた。
父も母も老いている。
いつかそんなふうになるだろう。
そして僕も。
考えるだに恐ろしい。
恐ろしい。
by shimizuryokuu
| 2006-06-22 22:55